【悲報】Tシャツ印刷に驚異の設備が販売されていた!

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こんにちは。Naobirdです。
以前にも記載していた内容ではあるのですが、身近なお客様の会社で、「設備買ったよ!また声かけてね。サンプル必要なら声かけてね」という具合に、かなりテンション明るめに教えていただけた。

この設備って業界的に驚異じゃないのか?と心配性な私が思っている内容を以下に記載しました。

Tシャツ印刷に驚異の設備が販売されていた!

家庭でも企業でも、以前より安価にTシャツや布系の資材に対して、印刷ができてしまう優れもの。らしい。(実際に私自身が見たことはなく、ニュースの情報になります)

その名も、「ガーメントプリンター」というそうです。主流設備の価格としては、150万以上するそうです。家庭では変えない価格。www…
 その中でも安価なモデルがRi100  RICOH(リコー)」になります。価格として、約30万円(個人事業主としてすでに事業で扱っている方にはありがたいのかも)

シルク製版の現場を知っている私からすると、CTSが出てきたときの衝撃は忘れない。
今回の設備を知ったときは、それくらいの衝撃が走ったね。

 CTSとは、「アルミ枠」や「シルクの紗」の原点は無くさないけど、焼き付け工程である、製版の工程をレーザーで焼き付けして、後工程の作業を削除している。
 後工程とは、硬化しなかった不要乳剤を、水で洗い流す以降の作業を排除。洗い流す作業が一番時間かかってしまうんだけど、この部分を短縮できてしまうことって、かなり時短になるし、水道の節約にも繋がる。
 製版の時間を60分くらいから、10分まで短縮する上、水を使わないために、水質環境の問題も改善される。水場自体が作業場に必要なくなる。という仕組みが出てきたときは衝撃的でした。

いまでいうなら、SDGsに貢献する流れが、CTSの出現で2015年頃に出現していた!って感じです。

CTSについて、わかりやすく解説されていたサイトをご紹介。今後、シルクの現場として、こちらが主流になってくるのではないでしょうか?
CTSの設備を売られている企業様「色素オオタ・オータス様」
CTSが簡単に扱えるRISO様の「マイスクリーンa4」

CTSよりも手間なくに直接印刷出来てしまうのは、印刷業界にとって脅威ではないか?
最近では、印刷業界の専売特許の部分に対して、異業種からの流入が増えてしまい、特殊印刷会社の得意分野を侵食されていく感じしかない。UVインクジェット機が出てきた後に関して、ポスターは自社で印刷できちゃうのが当たり前。そんな時代と同じで、今後、ノベルティーは自社で印刷できます。ってのが当たり前になってしまうのではないか?

現状の課題として考えられること

CTSに関して
・グラデーションや網関係の再現性はどうなのか?
・出力解像度が2,400dpiなので、Tシャツまではいけるが、小さい文字が必要なノベルティーには不向き
・まだサプライ商材において、大きなサイズに対して対応していないこと
・紗のメッシュ数のレパートリが、シルク印刷より少なく、対応しにくい部分がある
「ガーメントプリンター」に関して
・特色の印刷ができない
・細部まで表現性に欠ける
・ヘッドの動きによる印刷ラインが見受けられる
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